ゴールド投資や銀行預金とは異なるポイント制度、複雑化の末にどこへ行く?
▼先日、私は次の記事を書きました。
要約すると、ゴールドを積立(時間分散)することで、低リスクで、無意識のうちに、ゴールド(私の場合、田中貴金属)が貯まっていくという方法の紹介でした。
世界がどうなろうと「ゴールド」というモノ自体に神秘的な価値があるので、金投資には、永遠の魅力があります。
それに対して、お金(円)はいかがでしょう。
お金(円)の価値は、為替によっても変化しますし、インフレやデフレといった物価によっても変動します。(実態がありません。)
ゴールドのように、たくさん持っていれば安心というわけにはいきません。
極論すれば、お札が紙切れ程度の価値になるリスクもあります。
現在は低金利なので、どちらかといえば、お金は借りておくほうが得なのでしょうかね。(正解は誰にもわかりません。)
では、ポイントはいかがでしょう?
巷では、ポイントが溢れかえっています。
gotoキャンペーンなどで、還元されるのは、ほとんどが、XXポイントになっています。
ポイントが乱立しているので、制度についていけない人も多いでしょう。
ただ、ポイント制度がどんなに複雑怪奇になったとしても、政府の立場に立ってみた場合、お金を配ると貯金に回される可能性が高いので、期限つきのポイントとして配布したいのでしょう。(期限までにはポイント需要が確実に発生するので。)
政府の気持ちは分かります。
ただ、ポイントは、お金やゴールド以上に、形がなく、ルールもコロコロ変わるし、期限つきだし、実態が見えないものです。
ポイントは、用途も限られていますので、たくさんもらっても手放しでは喜べません。(使い切らないリスクもあります。)
このため、私はここ10年近く、楽天ポイント以外のポイントは集めないようにしています。
マイレージやTポイントなどの有名なポイントもすべて変換して閉鎖しました。
ポイントには、銀行預金のように、1000万円とその利息まで保証してくれるような制度はありません。
以前、私が貯めていた某ポイントについて、制度自体が突然なくなったことがありました。(5000円分くらい損をしました。)
ポイントには期限があるので、知らないうちに失効しているケースも多いでしょう。
”可能な限り、ポイントを集めまくりましょう”
という意見の人も多いですが、私はポイントにはあまり頼らずに、
”自分の生活に合わせて、必要なポイントだけ、ほどほどに集めるようにすればいい”
と思っています。
それよりも、時間を見方につけた確実な投資で、お金に稼いでもらう仕組みを作るほうに力を注いだほうが、確実だと考えています。
それが、プライベートカンパニーの考え方になるんですが、これは、また別の機会に紹介したいと思います。
ではまた!