自宅への奇妙な電話…怪しげな勧誘だったのか???
▼我が家では、スマホとは別に、NTTの固定電話アナログ回線を使っています。
先日、その固定電話に、NTT代理店を名乗る女の人から電話がありました。
「お使いのNTT固定電話について、アナログ回線のデジタル化を順次進めています。コスパもよく、切替工事も無料ですので、進めさせてもよろしいでしょうか?」
とても感じのよさそうな女の人でした。
切替費用はなしで、ランニングコストも安くなり、手続きもなく…
ということで、私は特に拒否することなく、そのまま相槌を打っていました。
すると、女の人は次のように言いました。
「では、デジタル化への切替を円滑に進めるため、専門の者から電話をかけなおしますね。」
うーん。怪しいような怪しくないような…。
そして30分後。
今度は、これまたNTT代理店の男の人から電話がかかってきました。
「デジタル化への切替を進めさせていただくということで、ありがとうございます。すべて無料なんですが、切替のためルータ設置の工事だけ1時間ほど必要になります。工事の日程を詰めさせていただけませんか。」
私は少し考えたのち、
「妻と相談させてください」
と言って電話をいったん切りました。
そこで、実際に妻と相談し、ネットで同じような切替の勧誘の電話があったのかどうかを調べてみると…
でるわでるわ…。
上記のような電話は、怪しい業者の典型例だそうです。
もともと、我が家では、NTT固定電話をやめて、すべてスマホで済ませようかと検討していたところでしたので、妻と相談した結果、今まで通り、何もしないということに決めました。
そして再び、先ほどのNTT代理店の男の人に電話をかけ、私のほうから事情を説明しました。
すると、男の人は次のように言いました。
「残念ですが、分かりました。今回の切替は見送らせていただきますね。」
ネットで調べていた情報とは異なり、とても紳士風な感じのいい人でした。
結局のところ、
・私は悪意の勧誘をされかけていたのか
・単に善意の勧誘を断っただけなのか
未だに判断がつかないままでいます。
NTT固定電話がデジタル化を進めていることは、もともと知っていました。
ただ、高齢者のため?に、既存のアナログ回線はこのままずっと使えることも知っていました。
もし、上記の勧誘の電話が怪しいものだったと仮定すると、デジタル化とか何も知らない高齢者は簡単にだまされてしまうでしょうね。
「この人は何のために勧誘しているのだろう?」
と一息ついて考えることができればいいですが、相手が丁寧な口調であれば、なおさら、そうもいきません。
回線の仕組み同様、いずれにしても、ややこしいので、
”固定電話での勧誘は、善意でも悪意でもやめてほしい”
これが私の正直な気持ちです。