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自民党総裁候補の経済討論会…前提が倒産件数500件では危険では…?

もうすぐ新しい総理大臣が決まりますよね。

 

にもかかわらず…

 

あまり盛り上がってないように見える自民党総裁選。

 

誰が勝つのか結果が見えていて、政策も大きく変化しないことが分かっているからでしょうかね。

 

そんな中、昨日、テレビを見ていたら、3人の候補者が各自の政策を主張されていました。

 

いろいろと意見・感想はあるんですが、今回、特に気になったのは、やはり経済の話です。

 

アベノミクスで株価が上がり、大企業や一部の富裕層が豊かになったところまでは理解できるのですが…。

 

「コロナによる倒産件数が顕在化して、全国で500件…」

 

というフレーズが、よく言葉に出てくるのです。

 

これだけ聞くと、ひとつの都道府県で倒産したのは約10件。

 

そんなはずはないですよね…。

 

私が知っている大阪のお店だけでも、10件以上はつぶれてますよ…。

 

実際は、個人のお店や、裁判所を通していない倒産が積み上がっています。

 

あと、経営者の心が折れてしまった自主廃業というケースも多いでしょう。

 

 

霞ヶ関から、地方の個人商店の状況は見えていないんですね…。

 

経営・ITコンサルタント(私の本業)の立場としては、寂しい限りです。

 

小さな個人のお店や工場は、一度つぶれたら、復活は厳しいですよ…。

 

コロナ禍の中、難しい舵取りとなることが予想されますが、次期総裁・新政府には、動脈や静脈だけでなく、毛細血管にまで元気な血液が染み渡るような、きめ細かな施策を期待しています。

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