年金は頼りにできない?プライベートカンパニーに関する書籍紹介
▼私は、ファイナンシャル・プランナー(CFP認定者、1級FP技能士)です。
しかし、お金に関する話のすべてが得意かといえば、実はそうでもありません。
これは、私に限ったことではないと思います。
経験がないので不動産分野だけは苦手という人もいれば、計算が複雑なので金融分野だけは苦手だという人もいます。
ようは、あなたが相談する分野を得意としている人に相談することが結構重要なんです。
私に限って言えば、年金分野が苦手…
というか、あまり好きな分野ではないんですね。
まず、年金制度全体が、意味不明にややこしくなっているということです。
細かい数字の改正などを含めると、本1冊を読んでも、全然充分ではありません。
「少子高齢化」「賦課方式」という解決しがたい問題もあり、自分自身ががんばってもどうにもならないという特徴もあります。(逆に、金融分野や不動産分野は大好きです。)
コロコロ変わる制度に柔軟に対応している社労士さんは、とてもすごいと思っています。
よって、一通り、勉強はした上で、
「年金を頼りにしてはいけない」
と考え、自分にはそう言い聞かせています。(ここは個人差があり、賛否両論あります。)
そうなってくると、老後の不安をどのように解消するのかという話になりますが…
ここで登場するのが、プライベートカンパニーです。
プライベートカンパニーとは、一言で言えば、
”あなた自身の稼ぐ器”
とでもいったところでしょうか。
名前だけ見ると、法人を作らないといけないようなイメージですが、法人設立は必須ではありません。
”会社に頼らずに、自分で稼ぐ力をつけましょう”
という考え方です。
今回は、プライベートカンパニーに関する代表的な書籍を2冊ほど、紹介したいと思います。
まずは1冊目です。
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この本の著者は、サラリーマン(銀行員)を続けながら、妻を社長にしたプライベートカンパニーを作っておられます。
プライベートカンパニーを活用して家計を復活させるという、最近、流行りのパターンですね。
夫は会社員を続けながらやってますので、リスクも低いケースです。
次に、2冊目です。
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この本の著者は、独立起業して、本業のコンサルティング業を続けながら、不動産を買い続けています。
会社員時代にはプライベートカンパニーを作って節税していたそうです。
どちらかといえば、私自身はこちらのケースに近いです。
・可処分所得(自分が自由に使えるお金)が少ない
・年金を頼りにしていない
・自分でも稼ぐ力をつけたい
いずれかに該当する方は、上記の書籍などを参考にしていただければと思います。