ミニマリストにとって、本当に必要なものとは?
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コロナ禍によって、少し下火になったような気もしますが、近年、流行っている考え方です。
ミニマリストと言えば、
”必要最低限のモノしか持たず、身軽な生活をしている”
イメージですよね。
ミニマリストの定義は、諸説あると思いますが、
「単に、どんどんモノを減らせばいい」
というものではなく、
「モノは減らすが、必要なモノは備蓄するんだ」
という考えの人も、結構多いことが分かりました。
現在は、コロナ禍の真っ只中ですので、どちらかといえば「備蓄」のほうに重きが置かれているような気がします。
モノだけでなく、お金に関しても同様です。
「収入も支出もどちらも減らすべき(小さくするべき)」
だと主張するミニマリストもいますが、
「(趣味など)肝心なところでは使ったほうがいい」
という考え方の人もいます。
ようは、ミニマリストというのは、単に「生活の縮小」という意味合いだけではなく、
「本当に必要なものを見極める力」
が重要なんだと私は認識しました。
単に、モノを買わない、お金を使わない、というのがミニマリストの本質ではないような気がするのです。
人生の局面では、
”使いたいときに使えず、使えるときに使えるモノがない”
ということがよくあります。
以前、私はこのことをドラクエのゲームに例えて、記事にしました。
一言で言うと、人生全体を眺めてみて、お金の使いどき、モノの買いどき、の見通しをつけておくことは重要だという記事です。
現在の日本政府は、有事であるにもかかわらず、お金をあまり使わないという点においては、「小さな政府」でも「ミニマリスト」でもなく、単にケチなだけの組織になっているように感じます。
ミニマリストにかかわらず、重要なのは、やはり
「必要なときに必要なものを見極める力」
なのではないでしょうか。