日経平均株価がコロナ前の水準に回復!不思議な相場の先にあるものは…?
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この数値は、なんと新型コロナ前の水準と等しくなっています。
世の中がコロナで混乱し、倒産や失業者があふれている状況下、ものすごい勢いで株価は回復してきているのです。
アベノミクス時代から言われていましたが、実体経済と日経平均株価は連動しないことが顕在化してきましたね…。
リーマンショックのときは、回復するまで4、5年はかかった記憶があります。
このため、今回は世界各国の中央銀行が、かなり迅速な緩和を進めた成果なのでしょう。
ようは、お金がジャブジャブと市場に出回っており、それを投資家などが、株を買い進めている状況なのです。
これは極めて、不安定かつ危険な状況ですね。(あくまで私見です。)
私が以前、予想した10大厄です。
①新型コロナウイルス+熱中症(夏) ←ひどい状況でしたが、ピークは過ぎたかな?
②新型コロナウイルス+台風(秋) ←台風10号、怖いですね…
③新型コロナウイルス+インフルエンザ(冬) ←影響大。インフルの予防接種が鍵…
④倒産・失業者の顕在化・拡大 ←顕在化してますが、実態はもっとひどいのでは…
⑤東京五輪中止の苦渋の決断
⑥新型コロナウイルス+豪雨(来年梅雨)
⑦大阪万博の限定(縮小・延期・中止)
⑧スタグフレーション(物価上昇&不況)の到来 ←ここ!
⑨アフターコロナの復興増税
⑩大企業・中小企業双方での企業再編(M&A) ←少しずつ顕在化してきました
この中で、⑧のリスクが大きくなってきた認識です。
何かがきっかけとなり、株が売られて、市場にお金がジャブジャブになったとき、物価は上昇し、実体経済は不景気のまま…。
まさにスタグフレーション(物価上昇&不況の合体技)です。
こうならないように、早く、実体経済が回復してくれればいいのですが…。
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