持続化給付金、家賃支援給付金の制度が本日で終了!
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コロナ禍が長期化しています。
メッセージ性は弱いですが、一部の地域では緊急事態宣言も発令されています。
これにより、需要の落ち込みも長期化しています。
一気に落ち込んでも、短期で回復するのであれば、まだがんばることができます。
しかし、ダラダラと長引いて見通しがつかないことほど、経営者にとって痛いことはないはずです。
そんな中、経営者にとって救いの手だったのが持続化給付金と家賃支援給付金という2つの制度です。
私もお世話になりました。
→ フリーランスである私が、最大限活用した新型コロナ支援策のすべて!
この2つの救済策が、本日をもって幕を閉じることになりました。(一部、先月分の手続きが間に合わない方は特例措置あり。)
どちらの制度も、
・入金が遅い
・手続きが面倒
・不正受給が多発
など、問題が多かったことは事実です。
しかし、
「困っている事業者を助ける」
という意味では、非常に助かる制度でした。
上限額は設定されていましたが、売上規模にも対応していて、この有事下において、一定の役目は果たしたのではないかと、個人的には思っています。
ただ、コロナ禍や経営は1ヶ月や2ヶ月で終わるものではありません。
一度、受給できた人でも、半年も経ってしまうと、もう使い果たしていることでしょう。
政府の説明によると、二度目の給付金がもらえるような制度はないとのこと。
飲食店だけは休業補償や時短によりお金がもらえるのに、困っている他の業種は全くもらえないのです。
不平等な社会になりましたよね…。
不正受給は厳罰処置にするとして、二度目の補償がないと、中小企業・小規模企業・個人事業主は厳しいのではないでしょうか。
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