2020 · 07 · 07 (Tue) 09:15 ✎
九州全域を豪雨が襲っています。
あちこちの河川が増水・氾濫し、被害も発生しています。
線状降水帯など、天気予報には限界があります。
しかし、被災地とハザードマップは、ほぼ一致しています。
危険な地域はある程度把握できているということなので、あとはインフラの整備・治水対策です。
・川底を深くする(川幅を広げる)
・大型ダムを建設する
・住宅をかさ上げする
どれも、ものすごいパワーと時間がかかり、住民の同意も必要となります。
設計の基準となる情報も、昭和の頃と現在とでは異なっています。(1時間80ミリの雨が頻繁に発生するようになってきています。)
毎年、同じ時期に同じような被害が発生しつつあります。
日本の治水事業全体について、抜本的見直しのタイミングにきているのかもしれません。
スポンサーリンク最終更新日 : 2021-06-21