「信頼」の重要性…同じメッセージでも信頼の有無で効果は決まる!
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ご訪問、ありがとうございます。
新型コロナの感染拡大(医療崩壊)もさることながら、大雨という自然災害が日本に襲いかかっています。
大きな被害とならないことを祈っています。
大雨・台風・熱中症・コロナ・地震…
本当に令和の日本はどうなってしまったのでしょう。
科学技術は進展したのかもしれませんが、昭和の頃のほうが幸せだったような気がします。
さて、先日、私は次のような記事を書きました。
”国境を跨いだ大運動会は強行しつつ、国民には自粛を求める”
という、矛盾したメッセージでは国民には伝わらないという内容でした。
今回は、これに少し補足を加えたいと思います。
いくら矛盾したメッセージであっても、信頼できる相手がお願いしているのであれば、言うことを聞くのではないかと思ったためです。
「納期・コストは守ってくれ。ただ、頼むから、品質も可能な限りあげてくれ。」
ビジネスの世界では日常茶飯事な言葉です。
相反しているこの言葉に対して
「無理です。」
と即答する人は少ないでしょう。
「できる限り、がんばらせていただきます。」
「こういう前提で、全力を尽くします。」
信頼している相手であれば、私だったらこう答えます。
ただ、一見さんや信頼できない相手だと「無理です」と回答するかもしれません。
ようは、お互いの信頼なんですよね…。
ここ最近の政府と国民の間については、この信頼がなくなっているように見えます。
「五輪は好きだけど、時期が時期なので中止・延期して。」
国民の半分以上がそうお願いしていたのに対して、政府・東京は耳を傾けようとせず五輪を強行しました。
そうなると、今度、政府・東京が
「お盆の帰省は諦めて。」
とお願いしても、国民の半分は耳を傾けず帰省することでしょう。
お互いの信頼がないからです。
やる気のない記者会見をはじめ、情報隠蔽、給付金、医師会、東京五輪など、利権が見え隠れする状況では、お互いの信頼は遠のくばかりだと思います。
一度なくした信頼を取り戻すのは、通常はかなり難しいです。
コンサルティングの現場ではこのようなケースに陥った場合、メンバー(体制)を変える施策をとることが多いです。
ただ、政府と国民の信頼が薄れている場合はどうするのでしょう。
やはり選挙か…。
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