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消えていく昭和の2時間サスペンスドラマ…

突然ですが、私の趣味のひとつにサスペンスドラマを見ることがあります。

いわゆる”2時間ドラマ”と呼ばれているものです。

私は、小学生の頃からよく見ていました。

火曜サスペンス劇場、土曜ワイド劇場…。

昔はよく放送されていましたが、最近は消えていきましたね…。

視聴率・コスト至上主義からか、人気シリーズか1時間ものの再放送しか、地上波では放送されなくなりました。

私のようなおじさん世代としては寂しい限りです。

新作がでてきても、スマホ・SNSやハッキングを利用したITものや、難しいDNA裁判ものなど、簡単に理解できるストーリーではなくなってきています。

出演者の高齢化も特徴的です。

主役となっている俳優さん、女優さんはほとんどが、50代か60代です。

20代や30代の人で成り立っている2時間サスペンスドラマは皆無です。

これではコスト増も納得です。

昭和の頃のサスペンスドラマを見たくても、再放送すらされていません。

昔、複数のテレビ局にメールをして、再放送をお願いしたこともあったのですが、すべて無視されて終わりでした。

視聴率がとれる保証はないので、当然の結果ですよね。

しかし、現在はネット社会です。

ある意味、便利な時代になりました。

最近は、特定の有料動画サイトなどで、昔のサスペンスドラマをみることができるようになっています。

試行錯誤の末、昭和の頃のサスペンスドラマにたどり着いた時は感動でした。

昭和の頃のドラマは、固定電話や電車など、トリックなどがシンプルで、人間の心に訴えるものが多いです。

雰囲気というか伏線の間合いというのか、絶妙な作りになっています。(現在のものと比較してみると一目瞭然です。)

私の中では、昭和の頃のサスペンスドラマは名作だらけです。

しかし、令和の時代にも、もっといい作品はでてくるのではないかと思っています。

そのためには、若手の起用、演技力、シンプルなストーリー・脚本…

など、工夫すべき点も多いです。

昭和の頃のいい点を残しつつ、令和オリジナルのすばらしい2時間サスペンスドラマが登場することを切に願っています。

ただ…

まずはコロナが消えてからの話かな…。


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