半導体不足の脅威…自給自足の重要性!
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ご訪問、ありがとうございます。
私の職業は、サプライチェーンを主とする業務改革コンサルタントです。
世界的な半導体不足は、今年初め頃から把握していました。
3ヶ月ほど前にも記事にさせていただきました。
ご存知のように、半導体は、スマホ、パソコン、自動車、家電製品…
など、多岐にわたる製品の中に含まれています。
これが不足してくると、企業業績の悪化はもちろん、我々国民にとっても、必要なものが行き届かない、もしくは高値になるという事態になってしまいます。
先日、私もiPadを注文しましたが、年内入荷は厳しいようなことを言われました。(在庫が少ない状況なのでしょう。)
思い起こせば、私が子供の頃、半導体製造は、日本やアメリカが強く、世界的なシェアを誇っているものだと習ったような気がします。
それが、最近は、中国・韓国・台湾…
など、アジアの国々が台頭し、日本のシェアは小さくなってきています。
経済同様、サプライチェーン(モノの流れ)は世界でつながっていますので、どこかで何かが起こると、世界全体に影響が及ぶことになります。
このため、食料などと同様、有事のときには、自国でも増産できる体制があることが望ましいですね。
規模は異なりますが、個人の収益源も似たような考え方です。
会社からの給料だけに頼っていると、業界の縮小や会社の業績により、給料が減ることになります。
ひどくなってくると、雇用も脅かされることになるでしょう。
市場や会社業績などがどうなろうと、自分ひとりで稼ぐ力があれば、それらの影響を最小限に食い止めることが可能となります。
ようは、投資などの不労所得ですね。
半導体不足や会社業績は個人の力ではどうにもならない管理不能なものです。
この管理不能なものに影響を受けないよう、自分でも管理可能なビジネスを構築しておくことが、法人・個人ともに重要なんだと再認識しました。
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