私の投資失敗談…常識が通用しないトルコ通貨リラの値動き
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ご訪問、ありがとうございます。
今回は、久しぶりに投資の話をしたいと思います。
私は、本業がコンサルティング業ですが、副業ではさまざまな投資を実践しています。
私の基本的な投資スタンスはずっと一貫していて
「長期投資・分散投資で時間を味方につけること」
です。
・株式や投資信託は一気に購入せずに、ドルコスト平均法・積立を活用します
・株式だけでなく、REIT・金・プラチナなど値動きの異なるものも保有します
・日本株だけでなく、米国株などの海外株も組み入れ、偏らないように比率を見直しします
・不動産投資に関しては、短期売買せずに、家賃収入を次の物件購入の資金に充てます
今では、さまざまな方が上記のような方針を提唱されているので、珍しい考え方ではないと思います。
このため、投資に関して、あまり負けている感覚はないんですが…
現在も負け続けている投資がひとつだけ存在しています。
それは「トルコリラ投資」です。
この通貨、高金利通貨なので、昔は1日1ロットを保有するだけで、1日100円分のスワップ金利がついていました。恐ろしいまでの収益率ですよね。
為替は増減するため、プラスマイナスゼロとして、この高いスワップ金利さえあれば、長期的には負けないと確信していました。(2000年台半ば頃の話です。)
しかし、この通貨、プラスマイナスゼロどころか、単調減少し続けているのです。
大統領の政策・紛争など、理由はさまざまです。
2008年には1リラ=約100円だったものが、2021年の本日時点では1リラ=10円…。
ドルやユーロではありえない話です。
1ドル110円が10年で1ドル11円になったらびっくりしますよね。
しかも、ほぼ増減はなく、ひたすらリラの価値は減少し続けているのです。
スワップ金利で長期投資どころか、一方的な為替の動きについていけないのです。
トルコリラ投資家は悲鳴をあげていることでしょう。
一応、私は大損しないように、個人口座ではなく法人口座で運用するというリスクヘッジはしているんですが…
投資としては失敗の部類にはいるでしょう。
やはり、ペーパーアセット(株や債券など)の値動きは管理不能なので、ハードアセット(不動産・太陽光)の収益安定性と、うまく組み合わせることが成功要因なんだと再認識しています。
あまりやっている人は少ないかもしれませんが、高金利通貨にはご注意ください。
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Re: まるぞー 様へ
まるぞーさん、こんばんは。この通貨、本当に大丈夫なんですかね。
トルコリラは本日も暴落してます。まるぞーさんのおっしゃる通り、高金利通貨には寄り付かないほうが正解なのかもしれません。
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