fc2ブログ

大阪では緊急事態宣言の解除が間近に?なぜ感染者数は減ったのか?

もう何十年も前の話です。

私は学生の頃、国語という科目が苦手でした。

勉強しても成績は上がらないし、勉強しなくても成績は下がらない。(ずっと安定して低成績)

国語という科目は、私にとって、本当に不思議な科目でした。

そんな私ですが、受験生だった頃、模試を受けて、国語の成績が突然急上昇した時期がありました。

特に勉強していたわけでもなく、コツをつかんだわけでもなく、なぜ成績が急上昇したのか、自分自身でも分かりませんでした。

ただ、明らかに、国語の点数は急上昇していたのです。

浮かれた私はそのまま入試本番に臨みました。

その結果…

撃沈!

国語という科目は私の武器どころか、足切り対象科目となったのです。

あれから数十年…。

結局、私の国語の成績が、あの時期に、なぜ急上昇したのか、未だに分かっていません。

逆に、もし急上昇していなかったら、国語という科目を、もっと真面目に勉強していたのかもしれません。

”原因が分からない”

というのは、本当に不安なことなんだと、当時から痛感した記憶があります。

***

話題は変わり、現代社会で危機的災害となっている新型コロナ。

私の住んでいる大阪では、緊急事態宣言が解除されようとしています。

新規感染者数も減ってきて、これはこれでいいことのように思います。

しかし、さっきの私の国語同様、なぜ、事態が好転したのか、その原因は分かっていません。

・1時間の時短営業による効果?
・緊急事態宣言という言葉による自粛アナウンスメント効果?
・気温や変異などの外的要因?

街を見渡すと、緊急事態宣言の前後であまり変化があったようには見えません。

・死者数はあいかわらず多い(東京と互角)
・変異種のリスク
・積極的疫学調査(検査数)を減らしたことによる影響
・病院の逼迫度
・リバウンド効果

リスク要因はまだまだあります。

”なぜ事態が好転したのか?”

おそらく、一言で言えるようなものではなく、複合的な要因なのでしょう。

ただ、原因を明らかにしておかないと、第4波に直面したときに、大変なことになりそうな気がしています。

私の国語という科目のように…。

Comments







非公開コメント