大阪では緊急事態宣言の解除が間近に?なぜ感染者数は減ったのか?
▼もう何十年も前の話です。
勉強しても成績は上がらないし、勉強しなくても成績は下がらない。(ずっと安定して低成績)
国語という科目は、私にとって、本当に不思議な科目でした。
そんな私ですが、受験生だった頃、模試を受けて、国語の成績が突然急上昇した時期がありました。
特に勉強していたわけでもなく、コツをつかんだわけでもなく、なぜ成績が急上昇したのか、自分自身でも分かりませんでした。
ただ、明らかに、国語の点数は急上昇していたのです。
浮かれた私はそのまま入試本番に臨みました。
その結果…
撃沈!
国語という科目は私の武器どころか、足切り対象科目となったのです。
あれから数十年…。
結局、私の国語の成績が、あの時期に、なぜ急上昇したのか、未だに分かっていません。
逆に、もし急上昇していなかったら、国語という科目を、もっと真面目に勉強していたのかもしれません。
”原因が分からない”
というのは、本当に不安なことなんだと、当時から痛感した記憶があります。
***
話題は変わり、現代社会で危機的災害となっている新型コロナ。
私の住んでいる大阪では、緊急事態宣言が解除されようとしています。
新規感染者数も減ってきて、これはこれでいいことのように思います。
しかし、さっきの私の国語同様、なぜ、事態が好転したのか、その原因は分かっていません。
・1時間の時短営業による効果?
・緊急事態宣言という言葉による自粛アナウンスメント効果?
・気温や変異などの外的要因?
街を見渡すと、緊急事態宣言の前後であまり変化があったようには見えません。
・死者数はあいかわらず多い(東京と互角)
・変異種のリスク
・積極的疫学調査(検査数)を減らしたことによる影響
・病院の逼迫度
・リバウンド効果
リスク要因はまだまだあります。
”なぜ事態が好転したのか?”
おそらく、一言で言えるようなものではなく、複合的な要因なのでしょう。
ただ、原因を明らかにしておかないと、第4波に直面したときに、大変なことになりそうな気がしています。
私の国語という科目のように…。
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