現在よりも少しだけ先を見ることの重要性!
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ご訪問、ありがとうございます。
私は需要予測を専門とするコンサルタントです。
需要予測とは文字通り、企業が売る商品の先の見通しを立てることです。
この予測結果は、在庫管理や平準化生産、調達・物流に役立つことになります。
需要予測を軽視したり、予測を大きく外してしまうと、欠品により売上が伸び悩んだり、在庫過多によりキャッシュフローが枯渇することになってしまいます。
もちろん、天気予報同様、100点の精度で当てることは不可能です。
このため、企業はヒト・モノ・カネ・ITなどの経営資源を使って、需要予測の精度を高める活動を継続しているのです。
私もそれを支援するコンサルタントとして、常に先を見通すことを意識しています。
とはいえ、神様でもなければ未来は分かりませんので、過去のビジネスパターンなどから推計して、2手か3手だけでも先読みするのです。
少し難しいかもしれませんが、過去を過去だと認識することも重要なんです。
・今、夜空に輝いている星の光は1万年前に発せられたもの(今、その星は存在してないかも)
・今日の新型コロナの新規陽性者数は数日前に感染した人の数を表したもの
・現在の物価は半年前くらいの経済が反映されているもの(ロシア情勢はまだ未反映のものあり)
・現在の新築マンションの価格は数年前の建設コストが反映されたもの
・テレビで放送されている番組のほとんどは数週間前に収録されたもの
ようは、すべて時差があるんですよね。
私たちは現在を生きていますが、過去を見て過ごしていることになります。
今日の結果は、近い将来に反映されることになるでしょう。
今日のがんばりは、いつか実を結ぶことになるかもしれません。
私も経営者として、今日を大切にし、将来の種まきを怠らないようにしていきたいと思います。
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