個人の二面性とマイナンバーの一元管理に対して思うこと!
▼ご訪問、どうもありがとうございます。
早いもので、今日から3月です。
今回のテーマは、個人の二面性に関するお話です。
そんな中、政府が普及させたいのが、ご存知、マイナンバーカード。
年金、保険、税金、銀行、病歴、ワクチン、運転免許…
個人に関するさまざまな情報を、マイナンバーを使って一元管理したいとのこと。
個人資産の透明化とか、プライバシー、セキュリティの問題など、反対意見も多いと言われています。
ただ、災害時の給付金や安否確認など、一元管理が必要であることは理解できます。
私個人としては、方向性は理解した上で、現時点では反対の立場です。
一番の理由は、個人の二面性を保持し続けたいということでしょうか。
二面性というのは、強い自分と弱い自分を使い分けて「逃げ場」を作っておきたいということです。
(1)うつ病や睡眠時無呼吸症候群などの病気で悩んでいる弱い自分
(2)フリーランスとして独立して事業を展開している強い自分
これらを一緒に管理されたくないのです。
心療内科や親しい隣人に対しては、(1)を透明化して悩みを正直に打ち明けて楽になりたい。
銀行や取引先に対しては、(1)を隠して(2)をアピールしたい。
極論すると、これらが一元管理されると、逃げ道がなくなり、困るのです。(ある程度、プライバシーは担保されるのでしょうが、心情的に気持ち悪いです。)
複数のアカウントやブログを使い分けているのも、似たような理由です。
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昔、パーマンという漫画がありました。
知らない人も多いですよね。
その登場人物の中に、パーマン3号(パー子)という、おてんばな女の子がいました。
パー子は、主人公のパーマン1号に恋をしていましたが、ほぼ片想い状態。
そして、パーマン1号は、アイドル歌手である星野スミレの大ファン。
しかし、パー子の正体は…
なんと、星野スミレ本人!
正体を明かせば、うまくいきそうに見える恋でしたが、パー子は頑なに正体を隠します。
その理由は…
星野スミレは、みんなのアイドルであり、窮屈な生活。
パー子としては、素の自分を出して活動できる自由な生活。
この二面性を担保した上で、パー子としてパーマン1号と恋をしたかったというもの。
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アイドル歌手の星野スミレと、私のようなおじさんを一緒にするなと言われそうですが(笑)、二面性を担保したいという意味では通じるものがあります。
私は、がんばったら、裏では、別人格として力を抜きたいのです。
ずっと受験生とか、ずっと会社員とか、耐えられないのです。
パー子もアイドルとしてではなく、普通の女の子として、気楽にパーマン1号と接したかったのでしょう。
がんばった自分と、力を抜く自分は別人格でありたいのです。
私は二面性ですが、人によっては、多面性の人もいるのではないかと思っています。
会社員とYouTubeでの音楽活動と地域ボランティアと闘病生活の四面性など。
マイナンバーがどこまで一元化・透明化されるのか、現時点ではまだ不明です。
ただ、このあたりの心情も察していただけるとありがたいと思っています。
なんだか、よく分からない話でしたよね…。
おじさんの独り言でした。
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