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増えてきた…有名人のうつ病・適応障害!

ご訪問、ありがとうございます。

最近、メディアで「うつ病」「適応障害」という言葉をよく耳にするようになりました。

ざっと思いつくだけで…

・失踪した門倉元コーチ
・大坂なおみ選手
・深田恭子さん
・ネプチューン名倉さん
・雅子さま

…などなど。

有名人ということで、私のような一般人には理解できないような重圧がかかっているのでしょうか。

元気に見えるようでも、内心、いろいろ悩みを抱えているのでしょうね。

とりあえず、上記の方々は、ゆっくりと治療に専念していただきたいと思います。

他方、うつ病適応障害という言葉が、逃げの切り札のように使われている点については、違和感を感じます。

例えば、

・スキャンダル議員が都合が悪くなったので、うつ病で入院
・スポーツ選手が試合に負けて、うつ病を告白

…など。

本当に、心療内科で、うつ病の診断を受けているのでしょうか。

治療が始まると、議員の仕事やプロスポーツなどの仕事は、ヘビーすぎて遂行できないはずです。

うつ病だと診断されれば、治療として、薬を投与されるはずです。

そうすると、ほわーっとした感じになり、まともな仕事などできないはずです。(少なくともプロであれば…)

私は、うつ病経験者ですが、仕事を辞めて、1年半ほど休職しました。

人と会って話すのも辛かったです。

今もなお、フルタイムは働けず、うまくコントロールしながら、障害年金をもらい続けています。

それ以上の期間、苦しんでいる方々も、たくさんいらっしゃいます。

単に落ち込んで凹んでいる状態と、うつ病は別物です。

うつ病を早めに察知することはとても重要です。

ただ、うつ病と診断されたわけでもないのに、単なる口実で、

”うつ病だと言えば、すべてから逃げることができる”

というような軽い使い方はまかり通って欲しくないですね。

そして、誰もがメンタルに関して正しい知識をもち、フォローしあえるような社会になっていくことを望んでいます。

Comments

鬱病アンチの人に攻撃されるネタにされないか心配です

有名人が鬱病や適応障害をカミングアウトしてくれるおかげで、それら病気の理解と周知が進むのは歓迎しています。

ただかずきびさんが仰る通り、逃げの手段に使われるようになったりすると、アンチ(鬱病なんて甘えだ)の攻撃の格好の理由にされてしまいます。

ただ鬱状態がどういうものかというのは、文書や口頭で説明されても理解が難しく、経験者じゃないと「あんなに苦しいもの」ということは中々分からないんじゃないかと思います。

日本社会は特に若い人には生き辛くなりつつあり、これから「鬱病」「適応障害」は凄く増えていくと思われ、それが社会変革(働き方への考えがこれまでと大きく変わる)の理由の一つになりそうな気がしています。
2021-06-10-20:54 サブロウ
[ 返信 ]
かずきび

Re: サブロウ 様へ

サブロウさん、コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、メディアで話題になるたびに、メンタルへの理解は少しずつ進んできているような気がします。

働き方もいいほうに変わっていくといいですよね。
2021-06-11-04:50 かずきび
[ 返信 ]






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