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2021 · 01 · 09 (Sat) 11:45

必要なときに必要な分だけ必要なものを!

”必要なときに必要な分だけ必要なものを”

これは、ほとんどの企業が実践しているサプライチェーンマネジメントの基本的な考え方です。

この考え方を実践できていないと、欠品が生じたり、在庫が余ったりして、経営上の数値が悪くなっていきます。

このサプライチェーンマネジメントの肝は、なんといっても需要予測です。

ある商品がこの先どのような売れ方をするのか、客観的な予測を立てて作戦を考えるのです。

もちろん、先の見通しなんて100%当たるわけがないので、原因を分析しながら微修正していきます。

予測・見通しの重要性については、昨日の記事にも書きました。


客観的な需要予測があると、それを基準に対して、アクセルやブレーキを踏みやすくなります。

市場投入後、需要予測値以上に売れている商品があれば、事前に増産します。

市場投入後、需要予測値以上に売れていない商品があれば、事前に生産を減らします。

これを徹底することで、多くの日本企業は

”必要なときに必要な分だけ必要なものを”

を実現させているのです。(日本型サプライチェーン経営)

さて、視点を、新型コロナ対策に切り替えてみましょう。

まず、新規感染者の予測については、google社が客観的なものを出していますよね。

ビッグデータを活用していますので、この予測値は、ある程度の精度があり、客観性もあります。

しかし、政府や地方自治体は、この予測値よりも、雰囲気や空気で動いていますよね。

年末には感染者は減るだとか、変異種は入ってこないとか…。

このように、ピークや流れを客観的に捉えていないので、

・勝負の3週間
・真剣勝負の3週間
・今が正念場

といった、俯瞰的でないコメントが散見されるようになってくるのです。

さらに、ある程度、予測値を捉えていれば、お金の使いどころも変わってきます。

なぜ、倒産・失業者が顕在化してきているのに、必要以上に予備費が余っているのでしょう。

なぜ、サプライチェーンの先端である飲食業だけにお金を配るのでしょう。

取引先は?卸売業は?生産業は?IT業は?部品工場は?

お金は

”必要なときに必要な分だけ”

使わないと意味がありません。

大海原をいかだで航海している状況をイメージしてみてください。

まず、羅針盤で目的地や航路の確認をしますよね。(先読み)

そして、航海中、嵐が来たら浮き輪や救命道具を使いますよね。

今の日本政府は、嵐がきて、浮き輪を持っているのにもかかわらず、十分に活用できていないように見えます。

それは、どんどん溺れていきますよ…。

・新型コロナで命を落とす人
・新型コロナの煽りを喰らって他の病気・事故で命を落とす人
・経済的苦境で命を落とす人(そもそもつぶれる必要のなかったお店など)

タイミングが分からないのは、予測・見通しが甘いからです。

困っている人に、お金を配るなら、まさに…

今でしょ!

閉ざされた立法府に違和感ありありです。

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最終更新日 : 2021-01-09

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