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無意識に行われるコロナ差別…これだけは避けたい表現…

新型コロナの感染拡大状況については、周知の通りです。

 

このため、コロナの話題については、できるだけ書かないようにしたかったんですが…

 

子供の話を聞いて、少し気になったので、記事にしてみようと思いました。

 

それはコロナ差別の話です。

 

新型コロナウイルス自体は悪ですが、コロナにかかった人に罪はありません。

 

コロナになったからといって、差別とかいじめとかにつながってはいけないと思います。

 

これは誰もが同じ意見だと思います。

 

ただ、無意識のうちに、あちこちで、コロナ差別を助長するような表現が見受けられるのです。

 

その代表が次の言葉です。

 

「マスクとか感染対策をきちんとしていれば、コロナにはならないよ。」

 

一見、良さげなメッセージに聞こえます。

 

数学の世界では

 

「AならばB」

 

 

「BでないならばAでない」

 

の真偽は一致すると言われています。(対偶)

 

先ほどの言葉の対偶をとると

 

「コロナになった人は、感染対策をきちんとしていなかった」

 

となり、まるでコロナになった人に非があったような表現となります。

 

この言葉は、よく政府関係者が口にする言葉です。

 

この局面、コロナは誰がかかってもおかしくありません。

 

上記の表現をしていると、コロナになった人が、まるできちんとしていなかったような誤解を与えてしまいます。

 

現にそう感じている人も多いようです。

 

「コロナは誰がかかってもおかしくないけど、マスクなどで少しでもリスクを下げようね。」

 

相手が子供なので、言い方は難しいですが、コロナ差別だけは助長してはいけないと思います。

 

政府関係者も、楽観的なメッセージやコロナ差別を助長するメッセージだけは避けてほしいですね…。

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